□収穫

8月19日撮影
果粒になって約3カ月経過後に完熟し、いよいよ収穫を迎える。
全部30房近くあるが、未だ青みのあるもの、小粒が生まれるなど成育にバラツキがあり、
1カ月に渡って収穫した。

見事な色付き、光輝いている。
棚近くでは既に甘〜い匂いが漂っている。
今年(2004)は空梅雨で7月から連続の熱帯日を
記録し、異常な暑さが続いた。
この暑さが一方では果樹の成育に好結果を呼び
甘さに拍車をかけているようだ

袋の底は抜けているので、ハサミで切る時は枝を持たないと、ボロッと落してしまう。

晴耕雨読、自然の営みを長期間に渡って観察し、みるみる成育する姿に感動した。
素人栽培、取り分け、剪定は指南書を見ても、分かりにくい。
プロとアマの違いはこんな所に大きな隔たりがあることを思い知らされた。
さて、収穫は終わったが、これで終わりではない。
指南書を見ながら、収穫後の養生をスキルすることが未だ残されている。

この味の感触を確かめて頂き、僅かな収穫の喜びを背景にご近所に親戚にお裾分けした。
不揃いながらも、甘さだけはたっぷりと評価頂いた。
異口同音に何処にこれだけの収穫を生む棚があるのか、隠れ果樹園の存在に不思議そうな
面持ちであったが、鉢植え後、数年、忘れたころにようやっと花開いた。

□ご近所におすそ分け