阿寒湖
『阿寒湖17:00着』
どんよりとした曇り空に湖畔には既に観光客
もいない。
静かな湖畔を夕食前の散策、ともかく始めての北海道での
自力走行も、釧路でもたついたが、何とかにたどり着いたこと
にほっとする。

一日目は此処で投宿
夕闇せまる、アイヌコタンの町
大きなアーチに飾られた奇々怪々のフクロウの
モニメントが大きな目で配下を睨んでいる。
このモニメントを中心に緩い勾配の坂道になっており
その両側は 民芸品店で賑わう 。

湖畔の静けさとは反対に彫刻を使った置物、
飾り物やが実演入りでなど呼び込みもある。
土産物屋の賑やかさ、台湾?からの団体客もあり
国際的な観光地だ。
当地では観光を主体に生業を営み、約200名の
アイヌの人々が先祖の歴史を継受しながら
暮らしているようだ。
アイヌチヌセ
ホテルで食事を済まし、アイヌコタンを散策し、アイヌ舞踊を見にゆく。
アイヌコタンの中心にある此の小屋で 幻想的な弦の響きに合わせた
アイヌ古式舞踊で思わず アイヌの世界に入って行ける。
年寄りに混じってふっくらとした顔だちの娘の表情が印象的だ。
長い黒髪と民族的な衣裳、歌い手に合わしたゆったりとした踊り、
伝統の衣裳と真っ黒な髪の毛の、素朴な姿が日本人が見失ったものを
見いだすようで実に新鮮に映る。
プログラムの進行に場内も自然に盛り上がり、最後はこの踊り手の呼びかけに
応じたお客がステージに上がり、踊り手と輪になって、一緒に踊り、その宴は
最高潮に盛り上がった。
既に夜9:00の開演に満員の盛況であった。

ホテルに戻り、最初の気追い込みと、不慣れな道などの走りに疲れもあって
ドテット倒れ、そのまま夢の世界へ入り、一日目は終わる。
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