大雪山は北海道の中央に位置し、2290mの旭岳を最高に50㎞にわたって連なる2000m級の山々の総称である。
山脈は北に位置して入るため、本州の3000mクラスの山々に匹敵する高山環境にあり、様々な高山植物が見ら
れる。大雪山国立公園は総面積は23万haで神奈川県がすっぽり入る程の規模を持つ日本最大級の国立公園で
ある。
山麓に白い噴煙が見えるのは硫黄の噴出口で、その当たりを周回し、戻って来る。
此れだけの広範囲で写真は撮れず、パンプレットから引用した。

旭岳駅から姿見駅まで標高1100mから1600mまで約10分間の空中散歩で一気に登る。
未だ早かったのか、ゴンドラ内部は比較的空いていた。トレッキングシューズに登山帽の登山スタイルで身を固めた
ん十年前の青春回帰に身を染めるジジババ軍団が、高度が上がるにつれ目の前の移り変わる展開に歓声をあげ、
ほぼフリーの箱内を移動し360度開けた空中から、写真を撮りまくる。

旭川空港をほぼ定刻の9:20に到着、レンタカーの手続きを済ませ10:00出発。広大な旭川盆地の国道237
を爆走し、途中から国道213に入り、ひたすら旭岳に目指す。
途中、2股にかかり一方は旭岳と天人峡に別れるが、初日はこの両方を周回する。
当日廻った旭岳とその周辺詳細は地図上をクリックすると「旭岳周辺図」を見ることができる。

姿見駅に到着。駅舎から出る前に大きな地図を前に若いボラテイアのお兄さんに入山に当たっての集団指導案内
を受ける。希少な高山植物とも併せ、自然守る。2000mを越える山岳地帯、活火山の証である硫黄の噴出、天候の
急変など危険と隣り合わせであることも承知で登らなければならない。