一時の零下の極寒の寒さから開放され、外歩きに格好の季節を迎え、多摩の自然を捉えようと、デジカメを提げて
家を出る。下にあるようなワンカット写真を収めようと、期待感を持って、そのアングルを探し求めた。

さ～て、何時もの通り、カメラの電源を入れ、写真を撮ろうとしたが、出てくる筈の象の鼻が途中から引っ込んで
しまい、撮影モードは完全に途絶えてしまった。
その宣告宣言は液晶モニターから、「バッテリーを交換してください」の普段お目にかからないメッセージから、過
放電状態にあることを知らされた。
その宣告宣言の前に電池切れのマークが出ていたが、そのまま当日、カメラを持ち込み、モニターを見て初めて
気づき、予防対策もしなかった何ともお粗末な顛末であった。
これで、撮影中止に余儀なくされた。電源のないカメラは全く機能しない筐体に過ぎなかった。
遠くに行く場合は二度と来れないこともあって、必ずスペアーを用意し、こんなことのために、何時も備えていた。

バッテリー交換のメッセージはいきなり落ちるのではなく、このメセージが出る前に、電源喪失の警告予知は
液晶モニターの上部で、赤色の電池マークが点滅し、「そろそろ電池切れだよ」と予告してくれる。
従って、これが出た時にはパワーを蓄えた電池に交換しなければならない。