フォーラムに入るために色々通信ソフトを手がけた。
当初は煩雑な操作が必要であったコマンド命令を個別に入力する方式であったが、その後オートパイロット機能を
供えたNifTermを選んだ。
その操作上の煩わしさからの開放と表記のマニュアル本が出回っていることも、選択理由の一つであった。
NifTermはシエアウエアで年間登録料 900円/年を作者に支払って利用した。
4,5年は使ったと思われるが、累積から言うと結構高そうだが、当時はそれだけの付加価値の高いもので多くのフアン
にささえられた人気の高いソフトであった。
本体ソフトには勿論オンラインマニュアルが付いているが、全体を包含した形で解説されている書き物に勝る物はなく
謂わば通信ソフトの活用バイブルとして役立った。
300頁以上あるハンドブックを読みこなしながらのフォーラム参入はそれだけ敷居の高い物で、お気軽に出来る今日を
考えると隔世の感がある。

目ざましい情報技術の発展の中で特筆されるものの一つは情報伝送の高速化につきる。
パソコン通信に取りつかれる頃はモデムが主力でモデムとパソコン間の通信速度は2400bps、4800bps、9600bps
28800bpsなどがあった。
特に28800bpsは高速モデムとも言われ、最高速のものであった。
NIFTY-Serveのアクセスポイントを何処にあるか探し、其処に電話回線で接続するが接続料は2400bpsで8円/分、
それ以外は20円/分で伝送速度と時間に見合う滞貨が必要になってくる。
輩宅も高速化の波に乗り、モデムから始まり、ターミナルに変わり、現在はルータに3世代も変遷している。
早さへの追いかけゴッコに使えなくなったモデムがゴロゴロしていたが、産業廃棄物行きになってしまった。
伝送速度はISDN回戦に接続し、64kbpsと導入当初から比べると一桁違う早さであるが、世の中既に144G(ギガ)bpsを
既に開発されており、その早さは想像も付かない世界に入っている。
身勝手な光化のお勧めが、あちこちから電話勧誘が嵐のようにやってきているが、これまでの使い捨てになった伝送
機器を考えると、中々踏み切れず、今のところ世の中の高速化・光化に背を向けてISDNに固守している。

以上のツールにより、「掲示板」「フォーラム」「パテイオ」などネット上のに同好の士が趣味や話題ごとに集い書込を
通じて語り合う場に参加した。
また「メール」などや補足的な、「料金情報」(電話)など、多岐に渡り利用した。