一丁前のDXerとして晴れて認めて貰うには、QSLカードの回収が原点である。
その一枚一枚のカード回収に皆苦労しているのは、前回の「DX QSL思考」で書いている通りであり、アワード取得
の大きなハードルでもある。
サイクル23から24へコンデイションの狭間域にある時期に、DXに参戦するには脆弱な設備で、多くのエンテイを期待
することは困難である。
一方、下手な鉄砲数撃ちャ当たる式で、CFMなど意識しなくても、こちらからカードを送っておけばQSOの積み重ねと
時間経過でQSLは自然と増えるだろうと、甘い考えで居た。
しかし、一つ一つ積み上げていくと、QSOのやりっ放し、未回収の埋もれたQSLがかなりあり、貴重なEntityを落とした
ままなど回収努力を怠った付けが来ていることが気づいた。

QSLが来ないと思って諦めずに改めて見直し、巻いた種を刈り取るのも、今ではないかと思われる。
そこで未回収のQSLの中でもEntityのカウントに繋がるQSOデータを抽出し、何が未回収であるかを容易に見れる
仕組みを準備してみた。

□未CFMリストの仕組み

その流れは下記、フローに示される。
DXに絞ってログデータを抽出し、QSLの発送に関わる情報を加味して、QSLデータベースを作成する。
配列順序はハムログデータを参考に地域別に配列される。
このQSLデータベースから未CFMデータを抽出し、一覧表に表示、印刷する。