◇Cycleサイクル23、24とは
我々が生を授かり、生活している地球上の上層大気には電離層なるものが存在する。電離層は地表から上空にD層・E層・F層
と複数あり、それぞれ電子密度を持っているが、地表 から一番高く、太陽の影響を受け易い、F層の密度が高い。
この電子密度は、日中、年間、太陽の黒点数により変ってくる。中でも太陽の黒点数は11.5年の周期でピークがやってくる。
そのピークは2013、2014年が当たり年の中にあり、"Cycle24"と言われている。

地表から発射された電波はこの電離層に反射し、地表に戻り、その繰り返しで、地球上の遥か彼方に電波が届く。その反射
の度合いは、太陽の黒点数による電子密度の数値で、決まってしまう。つまり、電波の飛び方は太陽の黒点活動に左右され、
サイクル24と言われる時期はDXerにとっては又とないチャンスなのである。
このCycleサイクルをピークに電子密度は徐々に降下し、再びのピークを迎えるのに11.5年後となることが、繰り返されるのである。

この電離層の変化が、無線機を通して、その日のcondisionの善し悪しが直に伝わり、体感する事が出来る。この黒点に関
わるデータは数値化され、当日のcondisionの善し悪しまで、計算され、下図の通り、情報端末であるパソコンから読み取れる
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