ミーテングで集団の来訪者の見学を機会にアンテナの整備
8階建ての屋上に下界を見たら、身もすくむ場所
高所恐怖もなんのそのルーフタワーに果敢に取りつく、プロ根性の
逞しき、『とび』さん達の雄姿

遥か地上は米粒の世界、『そんなの見てる暇無いぜ』

地上8階のビルの屋上に建てられたアンテナ群
広々した屋上空間は完全にクラブで掌握され、ルーフタワー上にHF〜UHFのアンテナが林立している。
かっては工場の隣接には高層建物もなく、360°遮るものがなく、奥多摩の山が手に取る様な近さに見える
ローケーションであった。
しかし、昨今の不況の嵐が吹き荒れ、工場敷地の周辺が売却され、高層住宅が隣接して建つようになり、かっての
誇った工場の雄姿も様変わりし、屋上から見る炯眼もかなり変わってきた。
そんな企業を取り巻く厳しい環境の変化もあるが、何とか、ステータスシンボルであるアンテナ群はそのまま、脈々
と守り続けているのはほっとさせられる。
アンテナが設置される此れだけの高さと空間は立地上のメリットは大きいものがあるが、一方では風のエネルギー
をまともに受け、特に台風など厳しい自然現象の中では維持メンテにはそれなりの覚悟が必要である。