6.計画の練り直し
以上の結果から、同一マストの限られた高さに、多種のアンテナが
取り付 けられ、その近接距離の影響でHB21-28のメーカの性能値
を再現してないこと が充分想像出来た 。
今回のHF High バンドを将来をメインバンドとして、重点をおくならば、
既設の運用実績にこだわらず、大胆に見直し、アンテナ近接距離に
よる、相 互干渉避ける、方向で以下の方法で見直した。

(1)430Mhzの八木アンテナを降ろして、マストトップをグランドプレーン
(GP)に取り替え、垂直偏波によリ、HB21-28との影響を回避させた。
(2)50MhzのHB9CVを降ろし、マストトップにあったV型ダイポールを
同位置 まで下げて、取り付けた。

以上により、マスト上に多数取り付けていた、水平アンテナを整理し、
取り外し、機種交換 、取り付け位置の変更など、既設の姿を一掃し、
ま さしくゼロからのスタートとり、第2図のようにシンプルな姿に変身した。
上から、430用 GPその下に HB21-28一番下部にV型ダイポールと
すっきりとした空間に変貌した。

これは 他の Bandは多少犠牲でもメインはあくまでもHF-High Bandにかける
思い入れの現れなのである。
限られたスペースの中で色々取り組んだが これが自然な姿であろうと、納得
した 。

混雑したアンテナを降ろし、取り付けたアンテナを マスト上で上下に移動はもと
より"蟻さん"の一人作業であった。

左図が最終の姿。
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