◇米海兵隊第３海兵機動隊展開部音楽隊

1978年沖縄海兵隊基地キャンプホスターで誕生する。沖縄を初め日本国内・アジア太平洋で音楽活動を
実施している。
星条旗と隊旗を掲げ、凛として立つを儀仗兵を背後に、テンポを整える中心的存在の役割を持つ、大太鼓、
小太鼓、シンバル、ドラムの打楽器群が核となる。小気味よい音が館内をドンドンと響きわたり、音楽隊が
広いステージ上を収束、散開を繰り返し、色々なウエーブが重なったり離れたり、見事な演奏が行われる。

ステージ狭しと踊り、歌う、天性の乗り

重厚な行進曲から、ステージ一番背後のドラムセクションからアップテンポのリズムに見事、変身する。
管楽器の一人が列を離れ、広いステージを走り周り、唄い出す 。
Because I'm happy(だって幸せなんだから)
ああ、あの、聞き覚えのあるHappy
Pharrell Williams（ファレル・ウィリアムス）が歌った乗りの良さで世界を一斉に風靡したヒットソングが
会場一杯に響き渡る。
歌詞の一文から
「自分にとっての幸せが何かわかったら手を叩こう。」と言うことらしい
リーダの黒人特有のしなやかな動きに、各partのperformanceが見事である。
繰り返されるサビの部分のI'm happyの覚え易いmelodyに思わず、引き込まれ、会場が一斉に手拍子
が生まれる。九ちゃんの幸せなら手を叩こうの再来版に我を忘れ、幸せな気分に乗せられる。制服姿の
一見、固い姿の音楽隊もこの乗りの良さは正にAmericanなのである。

◇ happyに乗せられる。

演奏の中核をなす打楽器の集団。リズミカルに打ち鳴らす音にハイな気分に、盛り立てられる。