更に下流部の"ふれあい橋"
高幡不動と満貫寺地区を繋ぐ
人道橋である。
橋中央にはタワーを中心に左右に釣り線
が走り、優雅な流線美を誇っている。
川周辺に残される自然の佇まいの中、
この人工的な構造物が遠見からも一際
目立っている。
単調な護岸散策路では折り返しする一つの
目標点にもなっている。
橋から360°開けた眺望も楽しめる。

市内を流れる、二つの大きな川、多摩川と浅川はそれぞれの表情を持っている。
多摩川は母の様に包み込む様な比較的緩やかな流れ、一方の浅川は急峻な流れ普段はおとなしいが、一端大雨が
降ると暴れだす、奔放に生きる自然児のようだ。
その自然児たる浅川は本能の赴くまま、暴れ出し高幡橋当たりでは溢水などで人さまに危害を与え、01年～02年に
川底の掘り起こしと護岸強化を大々的に行われている。
普段の浅川には自然のままの生い茂る野草と育種の渡り鳥達が群れをなし、此処を根城に息づいている。
浅川の護岸にはそんな表情を捕らえようとバードウオッチャーや散策する人で何時も賑わいを見せている。
その浅川の表情を市内の上手から、繰りひろげられる表情を追っかけて見た。

平山橋近くから西側の山々を望む
雲間から見えるのは丹沢の山系が
更に右手に富士山の眺望がくっきりと
見える。
四季おりおりその姿は変わるが、雪被る
真冬が視界も開け、一番美しい。