渓谷の清流で躍動感溢れる波の姿が、クリーンで涼気を呼んでいる。パソコン内部の埃を取り払い、精気を取り戻した
魂が再び、蘇り、豊かな世界に導いて貰った。
各パーツ清掃後、再組み立てする。清掃前後の姿を対比すると如何に凄い埃であったかよく判る。
プリント基盤に装着された放熱フィン、冷却フアンの要部を外し、プリント基板など含め掃除機で埃を吸引し筐体内部
を清掃する。
ルーフカバーを装着し、PCを元の姿に復元する。通電後冷却フアンが間欠的に動作していることが判るが、音は完璧に
下がった。
PCに向き合い、PCから発する音から、稼働状態を五感で確かめる一つの手段であったが、それが埃の堆積で、異常な
状態であったことが判った。
一方では埃が溜まれば、空気の流れが悪くなり、冷却機能が損なわれ、PC内部の温度が上昇する。その結果、CPUや
HDDなど各パーツの温度が高すぎると様々な不具合が発生する可能性が高くなる。
具体的にはパソコンの起動不良、動作の不安定化、データの損失、機器の物理破損など起き易くなると言われている。
今回の徹底した清掃は劣化した冷却機能を改善し、PCを長く、安定して使いこなすにも、有効であったと信じたい。
改'18ー07
撮影・記事 :'15ー06
