こての先端は300℃近くの温度になり、やけどの危険も
あり、安全な作業は絶対条件である。
しかし、慌てずに順序通りやれば、さほど怖くない事も
会得されるはずだ。
如何に上手く半田を流し、綺麗に仕上げるかはこの
体験教室の最大の山である。
中々溶けずに、こてを当てたプリント板や部品を過熱させ、部品
に熱ストレスを与えてしまうこともあり、如何にスムースに半田
を流すかの大切さを知って貰う必要がある。
一方、ハンダ付け作業はその繰り返し作業で勘所を掴む子、
やたらこてを押しつけ、徒に過熱させる子など、技術の習得に
はっきり差が現れた。
でも、こわごわした作業のとっかかりをぬぐい去ったのは
体験学習の一つの成果でもあった。
