法規に出てくる懲役・罰金刑はまだら模様に幾種類の刑が全般に渡ってある、判りにくい部類の一つである。
良く出る問題であるが、違反と処罰を1:1で覚えても、此れだけの処罰はやたら頭の中を駆けめぐり、中々出て来ない。
其処で処罰の内容を全部抽出し、刑の重い所から軽い所へ、違反の種別単位で並べて見た。
こうして、横並びに揃えて見ると、その大半が1年以下の懲役、100万円以下の罰金が殆どである事が判る。
これをベースに刑の重軽を展開すれば、整理して覚えられるのでは無かろうか
若干整理に手間隙掛けて作っておくと、グレーゾンであった全体が見え回答の手助けになる。

試験会場となった晴海の日本無線協会
休日ともあって、オフイス付近は閑散、此処会場付近だけが受験関係者で賑わっていた。

試験会場は初めてではないが、記憶の中からすっかり忘れていた。当日のアタフタ遅れなど混乱を避けるため、現地迄
のルートとバスの時刻表を予め調べておいた。
7時早々に我が家を出発、東京駅から都営バス05番系統で試験会場付近の晴海3丁目のバス停に到着、付近のコンビニ
で弁当と眠気覚ましようのドリンク剤をしっかり呑み、会場に向かう。余裕を持って会場に試験開始前の20分前に入室した
が、はやる受験生で既に満室、僅かに空いていた一番後ろの席に着席する。

いよいよ、長い長い暑い季節の中での、抑圧された世界の終幕を迎えようとした。さあ、ここまで来ると、もうじたばたし
ても仕方ない。殆ど舐める様に簡単に、総さらいし、お受験対策の幕を引いた。
諦めと、打算から、臨戦に臨む緊張感はあまりなく、就寝前の23時10分からの韓国大河ドラマ「チャングム」に夢中に
なりドラマの世界にしっかり入り込み、リラックスして寝てしまった。

艱難辛苦、今までの苦労が花開くか?、泣いても、笑っても、ここが最後の総決算の場、部屋に入っただけでもビンビンと異常な
緊張感に覆われる。長机に2人座れ、試験時はほぼ満席状態に埋まっていた。
特に限定指定席ではないのでフリーに席を取れるのはアマチュア無線の世界ならではのことなのであろうか。試験開始前の臨
戦体制、徐々にポテンシャルが上がる。何年ぶりかで、この異常な空気、雰囲気を味わう。
試験会場の背後から、全体を見渡すと、ゴマ塩族の多さが目立つ、これがハムの現状を物語っている。
一方、多方面の分野での女性進出がする中で、同室では僅か1名と寂しかった。