DXCCの高いハードルを越えるにはJAより遠く離れ、群れなす島々の、憧れの,Caribbanであった。
地域的な関係から自分の庭先のようにW(USA)に取り囲まれ、,Caribbanが出てもほとんどが食い荒らされ、
か細いJAは中々捕らえにくい地域でもあった。
Cycle24の追い風と200Wの増力に乗って、従来無縁であったCaribbanにも、上陸を果たした。10W、50W
時代では及びもつかない遥か遠い存在であったが、2012、2013年にようやっとCaribbaに進出した。
同地域に限って見れば未だ半分にも満たないが、掘り起こせば未だ宝の山がある。
こんな場所まで拾い上げなければDXCCの積み上げは出来ず、益々厳しい戦いが果てし無く続く。

僅かなお恵みにCycle24は終わったとも言われている。これから徐々に右下がりにコンデイションは下がってゆく。
年々早くなったカレンダーの日めくりにひたひた押し寄せる老いも重なりながら、当てのないパイルの渦に、何回も
呼び続け、今日もだめかと徒労に終わることもしばしばである。「おーい、そこの爺、いい加減に諦めろ」と、口には
出さずとも、無駄な鉄砲を討ち続ける、存在に目障りとさえ思えてくる。
何処まで続けられるか、終わり無き不毛の戦いに、爺のメンコ(QSL)集めのアワードは果てし無く続いて行く。