先日、掃除機のノズルと言われる吸い込み口が具合悪く、代替品を購入し、交換した。交換後の初めての
利用であったが電源スイッチのボタンを押しても全然反応しなかった。
「あれ～掃除機が動かない～」と言われ、代替品との組み込みの機器トラブルと想い、押しボタンを繰り返
し操作しても、全く反応せず、コンセントを差し替えても同様であった。
この時は掃除機自体の異常と思い込み、周りを見る余裕もなくまさか停電とは思わなかった。
掃除機異常時に、たまたま冷蔵庫のブ～ンという動作音がなく、怪しいなと思いつつ冷蔵庫を開けて見た
ら、庫内は真っ暗で停電であることが初めて判った。

電話機も液晶部分の表示もなく、動いていないことが判明、停電は我が家の他の機器に及んで居ることに、
只事ではないことに気づいた。
夜間であれば、照明も付か、直ぐ判ったが、たまたま午前中であったこともあって、停電発見が遠回りであった。

外部に頼む前に己の手で何とかならないか、己の手で状況を調べて見る。
この部分停電状況から怪しは分電盤にありと判断し、内部のブレーカの状況を調べた。
普段殆ど見たことのない、1階の分電盤の蓋を開けて漏電による停電か調べて見る。
給電側にメインのブレーカがあり、右側に上下2段の8個の配電のブレーカでそれぞれ給電されている
ことが判った。
ブレーカは落ちておらず、「入り」のまま、であった。各ブレーカを入り・切り操作したが停電状態は変わら
なかった。
一応、電気屋の端くれ、ブレカーの二次側をテスターで図ると、1階側は0Vであり、2階側は100Vが確認
され、分電盤含めた配電の異常であることが別った。
しかし、これ以上の、原因特定が困難で、最早己の手で復旧は困難、只事ならぬ状況に怒パニック状態
に陥る。

架空電線から、我が家を巻くように、外線が走り、我が家の壁面に付いた電力計が受電部分と判る。
此処から、屋内にケーブルが走り、分電盤に接続されている。
その1階の停電最中に2階を確かめたら電源は来ており、これはどういうことか?
部分的な停電であることが判った。