基地に来て航空機を見るのは当たり前のこと、飛行機以外で目についた逸品を追ってみた。
普段見られないユーモラスなロボット形態の専用スーツは人気のまとでもあった。

民生用のロボットの進化は広く目にとまり、人間に置き換
わる範囲はドンドン広がり、インテリジェンスを持った機能
に驚かされる。
軍事用に留まらず、震災地など人間が入れないような狭窄
地や、危険物、危険場所などキャタピラー、目、アームとイン
テリジエンス機能を駆使して、侵入し、人間に置き換わる働き
をやってのける。
さしずめ、象の鼻のような自在アームが危険物を捉え、安全
処理をやってのけるのであろう。
目の前のおもちゃのようなロボットに目を見張らせられる。

紛争地帯などにおいてはEOD(不発弾/地雷の識別・信管除去・不活
性化・爆破処理など)を処理するための専用の防御服。
高熱の爆風と、高速の破片から装着者を守るための重装備で、専用
の大型ヘルメットやブーツ等と合わせると総重量は数十kgにもなる。　
難燃性のノーメックス繊維、それに身体の正面を中心にセラミックス
製のプレートが多用されている。
襟が大きいのは首や頭部の保護のため。

中の透明人間と一緒に僕は「ハイ! ポーズ」

「僕もやらせて～」
大きなヘルメットを被り、屈強な兵士から砲をあずかり
構えてポーズする。
僕でも持てる軽い重火器である。
もとより、兵隊ごっこなら平和なのだが
衆目の中、ヨイショと無反動砲を掲げる。

F-104をベースにつくられた高高度偵察機U-2は２万メートル以上
から写真撮影し、ミサイル基地などの配備状況を撮影する偵察機。
1950年代には、しばしばソ連領空侵犯を行った。ドラゴン・レディー
の愛称を持つ。
U-2は高度25,000m以上と成層圏を飛行することができる。旅客機
は通常10,000m程度なので、その2倍以上ということになる。
人工衛星が普及した今日でも、近接撮影出来ることから、未だ現役
で使われているようである。
パイロットは高高度を飛行するため、特殊な与圧スーツを着用する。
それはまた高高度で脱出する際になくてはならない装備でもある。