内陸部の民族村から東海岸に出る。
Satthi-kojiで海岸線に開ける素晴らしい炯眼をたっぷり楽しみ、Satthi-kojiから対岸の城山日出峰に向かう。
Satthi-kojiとは狭い細い道を通って行く岬のことを言う。
静かな海辺の様な所であったが、韓国ドラマ「オールイン」のインビョンホンのフアンの方が沢山おられる
が、その、オールインの恋が結ばれ、最後の晴れ舞台を飾るラブハウスが此処である。

この山の高さは110m位で規模の大きい火山で名前が面白く、形がお城の様な形をしている。
民族村より見える位置にあり、城の形をしている事から城山とされた。
cheju島の最東端に辺り、韓国の指折り数えられる、新年を迎える日の出の名所と言われている場所から、
語尾に「日の出」が付けられた。
場所柄、東の海域方面から海賊が出没し、被害が大きかったので東の中心地にあった家が海辺から山側の
方に移ったのは砦のような自然の要塞を利用したと言われている。
Sankumpuriから見た微かに見えた噴火口のある、三つ目の山である。その険しい山容の城山日出峰をようやく
眼前に出会える事が出来た。

何時まで、歩いてもきりがないが、更に行くと、対岸に、此れから向かう城山日出峰が見えてきた。
独特の台形の形をし、その姿から城山と直ぐ判る。
海に浮かぶ小島のようであるが、写真の左側に僅かな稜線が、陸地に繋がっている。
廻りを見たら人影も見られず、バスの集合時間に慌てて再び来た道を引き返す。

記念館から更に先の道を更に行き、自然に出来た高台の急階段を登る。
来た道を振り返ると、記念館はもう、遥か彼方であった。
荒々しいしい、海岸線が長く続きその美しさに飽きない炯眼であるが、一方では別の高台ではライフルを下げ
双眼鏡から海岸線を見渡し、工作員など怪しげな姿を追う、制服姿に厳しい現実の姿に戻される。

記念館にはソンヘギョが着たウエデイングドレスや
インビョンホンが着ていた洋服やシナリオ、写真、撮影後の
面白い話がビデオなど展示されている。
入場料は3000ウオンである。

此処はchejuの中でも一番風の強い所でドラマを見て判ると思うがソンヘギョが一番寒い時期の1～3月頃の
撮影で鼻先が真っ赤になって歩くはめになっていた。
一昨年(04年)にオールインのツアーがあったが、その前に修道院が風に飛んでいってしまい残っていなかった。(爆笑)
これはセットだったんで、台風の時に飛んで行ってしまった。
折角Satthi-kojiに来たのに何も無かったので、05年9月に現在建っているオールインハウス記念館が完成した。
十字架がある場所がセットになった場所で、修道院をモデルにした記念館が建てられた。