Slide Auto

いよいよ、バイパス路の道路面に上がって見る。
右の写真の中央分離帯付近は雑草、工事用柵に覆われていたが、すっかり取り払われ、南側が俄然と視界が開け
すっきりした空間になる。
バイパスの頂点に位置し、ここから川崎街道側に向かって一気に下がる坂道になる。
流石眺めは最高でモノレールの高架橋が間近に迫り、高幡不動から続く多摩丘陵始め、西側に転じると大山、丹沢山々、
それに富士山が手に取るように見える、絶景な展望台になる。

バイパスの要部となる緩いカーブに緩斜面を川崎街道に向かって一気に下る部分である。
丸で運転席から見る様な目線位置からのワンショットである。
もとより開通後、1年通じて激しい車両の往復の中、こんな道路の真ん中で恐らく、シャッターを構えることは
不可能に近い、貴重な写真の一つである。
加速つくところであるが、坂下には横断路の信号が待ち構え、キップのきり易い所でもあることを忘れなく。

ほぼ同じ位置から足の踏み場もない工事機材を並べ、多くの職人さんがそれぞれの持ち回りを取り付き
今や工事真っ盛りの写真は2006ー12月の写真である。
完成前後の変わりようが、ダイナミックっている姿が対比できるところをじっくりご覧頂きたい。