川辺堀之内の工事部分と結ばれる多摩平方面口のバイパス路である。
現在、片側1車線であるが、分離帯をつぶせば直ぐに片側2車線路になり、何時でも接続出来る様に
スタンバイしている。
堀之内側未完成の間、川崎街道や石田大橋に抜ける唯一の道あるが、両側併せて1.5車線のため、道幅が
大変狭く、対向車にはかなり神経を使う。
一部のバイパスの完成はこの抜け道に車両の大量誘導を招き、通勤帯などは往復車両でたちまち埋まって
しまい、大渋滞を起こしている。

樹木、草木が一掃され、掘り起こされ部分にはシートで被せられている。
次葉で詳しく紹介されるが、このシートの下に1000年以上の歴史遺産が深い眠りの中にあったのである。
この傾斜部分に橋がかけられ緩やかな勾配で下り、東側の川崎街道側に結ばれる。
前述の農道に繋がる道が柵沿いに走っている。
その道から見上げて撮影した。
この眼前に無粋な構造物がデーンと据えられ,静かな佇まいが、工事完了と共に間違いなくモータリゼーション
の渦に入ってしまう。

崖の上部はご覧のように堀起こされ、土がむき出しになり、整地作業が既に始まっている。
台地の高台にあるため、見渡しの良い所で浅川沿いの住宅地が見渡せる。
掘削車が掘り起こしている部分の先が多摩平側に繋がる部分。
柵の向こう側は既に道は出来ており、道はこの柵の前で迂回されている。