2日目

硫黄山 (アトサヌプリ)

<阿寒湖発 7:30>
R241を通って、摩周湖へ。
しかし深い霧は益々、激しく、第一展望台では視界は数メータで歩くのも精一杯のところを
白色のセンタラインと前車の尾灯便りにおそるおそる走る。
それでも諦めきれず次々に入って来る車に、誘導されるように有料駐車代に向かう。
霧の闇に入って名所の一つをこの目で確かめようとしたが、悪夢の霧は無常にも深く、
無駄な抵抗であった。
悔しい思いもしながら、まさに何も見えづの霧の摩周湖を諦め摩周湖展望台から下り、硫黄山へ向かう。
硫黄山(延べ167KM)到着。

硫黄山 (アトサヌプリ)
アトサヌプリはアイヌ言葉で裸(アトサ)の山(ヌプリ)と言う意味。
今なお活発な噴気活動を続けている火山で、噴出するガスに岩肌がむき出し荒涼とした慧眼に
独特な雰囲気。
噴出するガスに限られた植物しか生育出来ない。
このへんが標高160mにも関わらず、通常高山しか見られないハイマツが生育している。

噴気孔近くでは今なお激しい
勢いで水蒸気をともなった
硫黄が吹き出ている。

周辺に漂う硫黄に眼が
チカチカ、息も苦しい。
黄色く輝く岩肌が不気味に
輝いている。

活火山のなまなましいエネルギーが
国道にほど近い所で見られる。
ん～んこれも北海道か!

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