3.四谷切絵一部

新宿通り、外苑西通りの交通要路に挟まれて信濃町、大番町がそのまま地図上に表記される。 信濃町周辺は地図上で見える通り、森川紀伊守の屋敷を中心に役人宅が取り囲んでいる。 地図上の下部は現在の新宿御苑に内藤駿河守の屋敷があり、その外周部を現在の外苑西通りが走る。 その外苑西通りに面する大番町に我が家の祖が住んでいた。 その一角は地図でも判る通り、町民の住宅が整然と並んでいる。 内藤駿河守は徳川家の要請で、信州高遠から江戸へ来たが、そのときに我が祖も一緒に来たらしいが、 隣接する一帯の町民も一緒だったことが十分推測される。 現在の町の一角に高遠の子彼岸桜が、その名残として見受けられる。

	地図から ・広大な武家屋敷を中心に取り巻く小役人や 町民が住んで居た。 ・往時の道路は嘉永年間から、現代までそのまま残されている。 ・名前の表記方向が一定してないが、名前の頭がその家の玄関を 表している。 ・地図の更に上部,四谷左門町、西念寺横町に松井徳太郎、粕屋小 次朗や近藤勇の養父など新選組隊士と関連が住んで居た。.
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