淡島

伊豆長岡から海岸線に出ると、目の前に 淡島が見える。 空中ケーブルで結ばれ数分で島に渡れる。 駿河湾に面するも奥に引っ込んでいるため 穏やかな海面に囲まれ、温暖な気候である。 淡島に渡り、島の頂上始め、島を周回してみた。 護岸から、澄んだ海に小魚が群れなし泳ぐ姿も 見えて来る。 島の高台にのぼり、海岸線越しに見える富士山 の眺望も絵になる。

淡島マリンパーク

長岡温泉から海外線に出ると目の前に開けた 穏やか駿河湾が目に入る。 車をおいて、海外線沿いに歩くと、目の前に 富士の姿はくっきりと見える。 穏やかな海の先に雪被る見事な稜線と綿の 様なたなびく雲が絵画を見る様だ・・・。 一方では切り立つ山が、海岸線に迫り、猫の額程の 空間に道に沿った建物が所狭しと建っている様子が よく見える。

渡島前の下拵え

淡島と空中ケーブルで結ぶ対岸の駅には海岸沿いに駐車場が 用意されているが、狭い港町に多数の車を収容出来るスペース がない。 案内された第二駐車場はかなり離れた場所であった。 リゾートタウンとして開発された島側の施設は立派であるが 島を渡る対岸側はお粗末であった。 島に渡る前の一時、海岸に面した眺めの良い、洒落た店構えの 淡島采館で食事を取る。 店の前に置かれた美術品は店内の雰囲気とも併せ、欧風作りの 清楚な落ち着いた店だった。 我々の様なふらりと車による観光客に交じり、アイスボックス担ぎ、 大漁にかける磯釣り師達も結構多い。 淡島はこれらの磯釣を目指す大好望達の宝庫でもあるようだ

はてさて昼から気張り過ぎかなと思いつつ、ウインドメニュウ を見ながらに品定めに、思わず垂涎の出るような品揃えで あった。 結局、海の幸をと言うことで、貝・海老・イカ他魚介類を 主体にしたその名も"海の幸あんかけそば"に落ち着いた。 さっぱりした塩味にとろりとしたあんかけが何ともいえない 口当たりに、一気に食べてしまう。 豊富な魚介類を材料にこんな美味い蕎麦があるのだと 満足する。 1200円と、ちょっと高いが、もう食が納まれば宿に帰っても 良いなんて・・・。

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