国内、国外を問わず、QSOの運用とその記録はディジタル化され、運用支援ツールとして配慮され、大変便利で長い間
世話になっている。HAMLOG登録者であればコールサインを入力すればそれに紐づけされた名前や大凡の住所が
表示され、個別の入力の煩わしさから解放される。膨大な運用記録から過去の交信記録が引き出され、既に記憶の中
から何処かえ飛んでいった情報が交信情報として表示される。
こうした情報により支援されるなど、運用上無くてはならない存在になっている。

長い冬眠生活からの運用復帰は錆びついたFT2000やローテターの運用設備の健全性の確認と体で覚えていた操作方法
の確認であった。縁も遠くなった設備にもおぼつかず、中々元に戻らなかったが普段無縁なHF帯で何とかQSOが出来た。

しかし、何時もの通り、HAMLOGを開きログを登録しようと思ったが、運用の鍵を握るユーザ登録が全く開かなかった。
その様子は以下のとおりであった。

何回、試みても、全く反応せず、長い冬眠はHAMLOG如きも深い眠りから覚めなかった。
畜生HAMLOGも裏切られ、このまま納まりつかない。
従来の設定環境でユーザ登録を表示させるとNIFTYサーバまで呼び出し『404 Not Found』指定されたページが
見つかりません。
指定されたページは別の場所に移動している旨の通知されるだけであった。

無い頭を絞り、駆使し、HAMLOGの解説書を調べた調べた結果。HAM用データベースサーバがSAKURA internetに
変わっていた。
今まで使い続けているTurbo HAMLOG/Win の旧バージョンではこのデータベースサーバが読めないことが判った。
早速、案内書に基づき、Turbo HAMLOG/Win Ver5.30にバージョンアップし、何とかユーザ登録画面が開き、元の環境
に戻った。
何度やっても『404 Not Found』に、まさかの御引越とは、全く分からず手探りの中、漸く、深いトンネルから抜け出し、2日が
かりでユーザ登録が出来、復旧した。